お肌にやさしい軟水器のご紹介です。手作り軟水器で必要とするイオン交換樹脂や手軽に利用できる簡易軟水器、家庭用軟水器から本格的な軟水機まで各種ご用意しています。 お風呂のシャワーや洗濯、台所等で硬度0の「超軟水」をご体験下さい。 |
軟水とは
水の中に含まれる、カルシウムとマグネシウムの溶けている(硬度成分)割合が少ない水を軟水といいます。実際にどれぐらいの割合であれば軟水と言うかは、WHO(世界保健機構)の基準では、硬度0~ 60mg/ℓを軟水、60~120mg/ℓを中程度の軟水、120~180mg/ℓを硬水、180mg/ℓ以上を非常な硬水と定義づけています。
それでは硬度とは何でしょうか。硬度とは、水の中に含まれているカルシウムとマグネシウムの量を炭酸カルシウム量に置き換えたものです。1リットル当たり1mgを1度としています。(アメリカ硬度)
計算式では
硬度[mg/ℓ]=(カルシウム量[mg/ℓ]×2.5)+(マグネシウム量[mg/ℓ]×4.1)
例えば、市販のミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムの100mℓ当たりの量が表示されています。これにカルシウムは25倍、マグネシウムは41倍したものを合計すれば、ほぼ日本でいう硬度になります。
軟水の作り方
イオン交換樹脂の入った筒に水道水を流すだけで軟水ができます。これは、イオン交換樹脂が水の中のカルシウムやマグネシウムをナトリウムに変換するからです。
変換できる量には限界がありますが、食塩水を流すと元の状態に戻ります。従って、何回でも再利用できます。通常、数100サイク以上繰り返して使用できるようです。
お料理に適する水は
軟水向き
- 和風だしをとったり、ご飯を炊くとか一般的に日本料理
- 緑茶や紅茶
- ウィスキーの水割り
- 赤ちゃんの調乳
- コーヒーは、浅く煎った豆
硬水向き
- 洋風だしをとったり、肉の煮物や鍋物
- コーヒーは、深く煎った豆やエスプレッソ