FAQ(よくある質問と回答)

よくある質問と回答です。

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蛇口との接続方法について (4)

下記の部品が必要ですのでホームセンターの水道品売場等でご購入下さい。
品名のあとの記号は型番です。

両ナット付アダプターSAN-EI 両ナット付アダプター PT83-13
or
KAKUDAI 両ナットユニオン 9688
or
他 呼び13同士の接続用です。

三方ボール切替弁SAN-EI 切替ボールバルブ JV63-13
or
KAKUDAI 三方ボール切替弁 6502
or
他 二方向へ切替えられる切替弁です。


シャワーホースの根元シャワーホースを外したところ

今お使いのシャワーホースの根元の金具を外します。


両ナット付アダプターを接続したところ
外したところに両ナット付アダプターを接続します。
両ナット付アダプターや切替ボールバルブは口径が13インチの1/2ですが、シャワー混合栓のメーカーによってはサイズが違います。その場合は変換アダプターが必要になります。
必要なアダプターは上の表をご覧下さい。


両ナット付アダプターに三方ボール切替弁を接続したところ

両ナット付アダプターに三方ボール切替弁を接続します。


三方ボール切替弁にシャワーホースを接続したところ三方ボール切替弁に先ほど外したシャワーホースの根元の金具を接続します。


ネジ口金13*20(KAKUDAI 品番568-201)をつければ、ビニールホースを接続できます。
ネジ口金13*20三方ボール切替弁にネジ口金13*20を接続したところ三方ボール切替弁にフレキチューブを接続したところ

三方ボール切替弁にフレキチューブを接続したところ三方ボール切替弁にフレキチューブ等を接続したところです。

その他、いろんな接続方法があります。
口径が1/2めねじですので、ご利用される環境に合わせてください。


シャワー混合栓のメーカーによっては、ネジの規格が違うためそのまま接続できません。
下記表を参考に必要なアダプターをホームセンターの水道品売場等で別途ご購入下さい。

シャワー混合栓メーカー 必要なアダプター ネジの規格
SAN-EI
INAX
KAKUDAI
MYM1
不要 G1/2
TOTO(細径) SAN-EI PT25
KAKUDAI 9318A
W19山24
TOTO(大径) SAN-EI PT25-2
KAKUDAI 9318C
W24山20
TOTO SAN-EI PT25-11
KAKUDAI 9318T
M24x1.5
KVK SAN-EI PT25-3
KAKUDAI 9318B
KVK PZ444
W22x2
ガスター SAN-EI PT25-7
KAKUDAI 9318G
M22x1.5
大阪ガス SAN-EI PT25-9
KAKUDAI 9318D
M23x1.5

現在、全自動洗濯機が既に設置されている場合、その間に軟水器を取付けても何ら問題はありません。
配管から蛇口、蛇口からホースを通って全自動洗濯機までの水圧は同じです。その間に軟水器を入れても水圧は変わりませんので配管への影響はありません。

但し、ウォーターハンマーが発生する場合は、水撃低減器か減圧弁を取り付けて下さい。水撃低減器は5000円~7000円ぐらいで市販されています。

※ウォーターハンマーとは、水栓の急閉止で配管内の水が瞬間的に止められることによって一気に水圧が上がり、その結果衝撃音や振動現象のことをいいます。

ウォーターハンマーは水栓を急に閉めることによって起こりますので、ゆっくりと閉めると起きません。
浴室で使用するぐらいの大きさの軟水器の先にストップ式シャワーヘッドを取り付けた場合で考えるとわかりますが、蛇口をひねってもすぐにはシャワーから水は出てきません。これは軟水器の圧力が一定以上になってから、始めてシャワーから水が出てきます。逆にストップ式シャワーヘッドで急に一時止水してもシャワーヘッドからはもちろん水は出てきませんが、水道の蛇口では水が流れたままで軟水器の圧力が水圧と同じになって初めて水の流れが止まります。
このことは軟水器の先で急閉止しても軟水器自身が水をゆっくりと止めていることになります。つまり、軟水器が水撃低減器になっています。
ウォーターハンマー現象を水圧計の針の動きで観察しました。
詳細はこちら

市販の軟水器には全自動洗濯機と直接接続は不可としているメーカーもありますが、これは、軟水器本体に圧力がかかるため、軟水器の故障につながるためです。これらのメーカーのものは、その指示に従って下さい。

全自動洗濯機への接続で注意する点としましては、全自動洗濯機用の軟水器を使用するのと、何らかの原因でホースが外れる可能性も考えられますので洗濯後は、単水栓や混合水栓の蛇口を必ずお閉め下さい。

カートリッジ式シリーズや軟吉くんであれば接続できますが、下記の点にご注意下さい。

  • 手元で一時止水するには、シャワーヘッドまで水圧がかかりますので、全ての経路においてその水圧に耐えられる必要があります。
    通常のシャワー混合栓であればシャワーエルボが樹脂製ですので金属製に交換する必要があります。
    当方では樹脂製のままストップ付シャワーヘッドを使用していますが、今のところ問題はありません。しかし、金属製に交換していただくほうが安心です。
  • シャワーホースも耐圧仕様のものが必要です。
    シャワーホース自身が耐圧(軟吉)の場合とシャワーホースと調圧弁がセットになったもの(カートリッジ式10インチダブル シャワピタヘッドホース付)でしたら安心です。
  • 混合栓に逆支弁が内蔵されている必要があります。
    これは、湯と水の水圧の違いにより逆流する可能性があるからです。
    逆止弁のついている混合栓は、下記のタイプです。

      • 混合水栓本体にワンタッチで一時止水ができるスイッチがついているタイプ
      • シングルレバータイプ
      • サーモスタット内蔵タイプ

    これ以外のタイプは、逆止弁をとりつけるか、水か湯だけで使用すればシャワーヘッドでの一時止水も可能です。シャワーヘッドでの一時止水は、バスタイムだけで使用してください。最後には必ず水栓本体で止水してください。

上記に掲載のないご質問については、お気軽にお問い合わせください。