よくある質問と回答です。
イオン交換樹脂について (2)
イオン交換樹脂の交換時期は、お使いになる環境や水質・再生回数などによってかなり変動いたしますが、3~5年で交換される方が多いようです。
実際の交換時期は、再生回数の頻度が多くなってきた時が交換時期とお考え下さい。例えば、当初再生間隔が3週間だったものが、2週間となり、1週間となっきたときです。しかし、1週間となったからと言って必ず交換しなければならないということではありません。交換せずにそのまま使用して毎日再生を行ってもいいのですが、再生時に使用する食塩や手間を考えると交換する方が良いと考えるからです。
通常、イオン交換樹脂1リットルで硬度50の時、700~1000リットルの軟水が作れます。硬度100ですと半分の350~500リットルとなります。
従って、5リットルタイプの場合、硬度50で3500~5000リットル、硬度100で1750~2500リットルとなりますので、その後に再生を行うことになります。
実際の再生時期は、硬度試薬で確認することができます。
浴室用軟水器 「軟吉くんシリーズ」について (5)
浴室でシャワーとして使用するためには
- 浴室にシャワー付き混合栓で温度調整が可能な混合栓が必要です。
もし温度調節ができない場合は、給湯器側で湯温の設定をして混合栓で湯だけにして使用すれば可能です。 - 電気温水器、太陽熱ヒーターを設置している場合は、使用が困難です。これは、電気温水器、太陽熱ヒーターの湯側の圧力を減圧しているため、軟水器の最低使用可能水圧約0.15Mpaを満たせません。また、混合栓の湯側と水側の水圧が違うためうまくミキシングができず、適温に設定するのが難しいからです。そのため、シャワーから熱いのが出たり、冷たいのが出たりしますが、軟水器を通しているためにすぐには温度の確認ができません。
対策としては、湯側と水側の圧力差をなくせば良いのですが、水側を湯側の圧力まで減圧すると軟水器からはチョロチョロとしか出水しません。
従って、電気温水器、太陽熱ヒーターを設置されている方は、高圧力型か水道直圧方式、または給湯加圧ポンプの設置が必要となります。
使用するための条件ではありませんが、この軟水器の特性上、混合栓で止水してもシャワーからの水はすぐには止まりません。また、初めて使用する時には軟水器に水が満たされてからシャワーから水が出ますので、水温調整をする時はすぐには確認できませんのでご了承ください。
イオン交換樹脂の交換時期は、お使いになる環境や水質・再生回数などによってかなり変動いたしますが、3~5年で交換される方が多いようです。
実際の交換時期は、再生回数の頻度が多くなってきた時が交換時期とお考え下さい。例えば、当初再生間隔が3週間だったものが、2週間となり、1週間となっきたときです。しかし、1週間となったからと言って必ず交換しなければならないということではありません。交換せずにそのまま使用して毎日再生を行ってもいいのですが、再生時に使用する食塩や手間を考えると交換する方が良いと考えるからです。
通常、イオン交換樹脂1リットルで硬度50の時、700~1000リットルの軟水が作れます。硬度100ですと半分の350~500リットルとなります。
従って、5リットルタイプの場合、硬度50で3500~5000リットル、硬度100で1750~2500リットルとなりますので、その後に再生を行うことになります。
実際の再生時期は、硬度試薬で確認することができます。